「季節による肩こり」
季節には「春」「夏」「秋」「冬」とありますが、「肩こり」の原因として共通しているのは『気温』です。
『気温』は、「肩こり」を引き起こす原因の一つである『血行不良』に関わってきます。
「春」
春は「気温」が安定していません。
ポカポカと暖かい日もあれば、急に冷え込む日もあります。
急な気候の変化にカラダが対応しきれなくなり、『血行不良』が起こってしまうのです。
女性は特に、春らしいファッションということで薄着になりがちです。
カーディガンなど一枚羽織ってお出かけください♪
「夏」
近年は暑い夏が続いています。
エアコンが大活躍したのではないでしょうか?
外は汗が止まらない位の暑さ、建物や電車の中に入るとエアコンが効いていて途端に涼しくなる。
このように外と中の温度差が激しすぎると、カラダが対応できずに『血行不良』になってしまいます。
また、汗をかいたままエアコンの風で乾かしたりしませんでしたか?
水分が蒸発するときには「気化作用」によってカラダから熱が奪われ、一気にカラダが冷えてしまいます。
「肩こり」どころか、「風邪」の原因にもなりますのでご注意ください!
建物内での冷え対策に、上着を一枚持ってお出かけください。
汗拭き用のタオルもあると、申し分ないですね♪
「秋」
秋になると朝夕の冷え込みにより、一日の温度差が激しい日が多くなります。
まずは朝夕の気温を確認し、それに見合った格好でお出かけください。
暖かい日中には上着を脱ぐなどして、上手に温度調節をしましょう!
「冬」
冬は皆さんしっかりとコートを着るなどして、寒さ対策をしているかと思います。
ですが、冷えは手先・足先・首筋からカラダ全体に影響を及ぼします。
手袋・厚手の靴下・マフラーなどを着用して、冷えの侵入を防ぎましょう!
また、電車の中では、コートを着たままで乗っている方を多く見かけます。
暖房が効いている中で厚着をしていると汗をかきませんか?
「夏」と同様に汗の「気化作用」によって体温を奪われてしまいますので、建物内ではコートは脱いでくださいね。
このように、『気温』は「肩こり」の原因となる『血行不良』に大きく関わってきます。
鍼灸治療は継続的に続けることで、血行の循環をつかさどる「自律神経」を整えるのに効果を発揮します。
是非、お近くの鍼灸院へご相談ください♪