「家事による肩こり」
炊事、洗濯、掃除、育児と、家庭の中でもやらなくてはいけないことはたくさんあります。
この時、常に腕を動かしていますよね?
腕は肩にくっついています。
腕だけを動かしているわけではなく、肩関節も連動して動いています。
腕の重みだけではなく、動かした際の衝撃も肩周りの筋肉が支えているのです。
また、家事をこなすときのご自分の姿勢を振り返ってみてください。
下を向いていることが多くないですか?
前かがみの姿勢になると、頭の重みを支えるために首や肩に余計な負担がかかってきます。
このように、頭や腕からの負担により肩の筋肉が「血行不良」を起こし、「肩こり」の原因となってきます。
ご自分でできる対策としては、「姿勢の改善」と「ストレッチ」をお勧めします。
姿勢の改善
とはいっても、家事をするときには下を向かないと出来ません。
さらに、その時の姿勢が癖になってしまいます。
ならば、「家事」をしているとき以外の時間だけでも、まっすぐとした姿勢を意識しましょう。
頭だけを意識して前を向こうとすると、顎を突き出すような形になるなど、首や肩にさらなる負担がかかりがちです。
そうならないように、肩甲骨を後ろに引いて胸を張るような姿勢を意識してください。
そうすることで自然と頭は正しい位置へ戻ってくれます。
ストレッチ
@ まっすぐに立ち、ゆっくりと首を後ろに倒して5秒間キープします。この時に口を大きく開けることで、首が後ろに倒れやすくなります。
A 肩をすくめた状態で10秒間キープします。10秒たったらストンと一気に肩の力を抜きます。
B 肩を大きくゆっくりと回します。この時に肘を曲げて手で肩を触ります。そして、肘で円を描くように回すとしっかりと肩が動いてくれます。時計回り、反時計回り、各10回ずつやりましょう。
@とAは3セット、Bは1セットで効果があります。
女性は男性に比べ筋肉量が少ないために、「肩こり」に悩まれている方が多く見受けられます。
特に主婦の方は、是非1度試してみてください♪